ヒュッテのこと Hütte93について

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昔、私にとって湘南はわざわざ訪ねる場所でした。

江の電に乗って鎌倉高校前でぼーっとする。134号海沿いのドライブ、流れる曲はサザン。葉山マリーナ、憧れの日影茶屋とラマーレドチャヤ。プラージュからの絶景の海とマーロウのビーカーのプリン。(年がバレるw)自分にとってキラキラしているけれど、そこは1年に1、2回行く非日常の場所。

時が経って、縁あって、秋谷で”サヴォリ”の師匠 3knotさん(現在は三崎でミサキシエスタサヴォリクラブ運営、もちろんサボリツアーも健在)のツアーに出入りするようになり、さらにアウトドアスポーツクラブBeach葉山の会員になり、週末は足繁く湘南に通うようになりました。すると、同じように東京から海にやってくる人たちや、葉山や逗子で実際に暮らす人達と徐々につながりが出来てきて、今まではちょっとよそゆきの非日常だった湘南が、自分にちょっと近づいてきたように思えてきました。それに以前にも増して、色々なお店が出来ていて、東京から移住してくる人も多く、なんだか楽しげなイベントが週末にかけて、沢山開催されるようになっていました。(今では定番になった逗子海岸映画祭とかも、この頃にスタートしたはず)

楽しいけれど、私は帰らないといけない。時間が限られるし、何より夜を過ごせない。素敵な夕日と何か楽しいことがありそうな夜。月も星も東京と違って近く輝いている。朝には富士山と海が見えるんだろうか。毎度、後ろ髪をひかれながら帰っていました。

そんな中、去年、あるきっかけから逗子に引越して、ちょっと背伸びして素敵な空間を手に入れました。この素敵な空間をシェアしたい。

そんなちょっとした思いからHütte93の構想が広がりました。

私は山に登ること、外で思いっきり体を動かすこと、旅することが好きです。そしてゆったりと空や月や星を眺めながら珈琲やお酒を飲むことが何よりの幸福です。

山に登ったとき、なんでこんなに苦しいことをしているのかと思います。ホント。ただ頂上を目指す。そこからの景色を見たいから、それだけのために頑張る。山小屋(ヒュッテ)はそんな登山者にとって、一時のオアシス。
登山のときの山小屋のように、ほっとくつろげる場所を仲間に提供したい。そこから名前をとったからヒュッテ。Hütte93です。そして93は私の名前から。でもそれ以上にすんごい意味があるんですが。。。それはまた後日。
人生に迷ったとき、友と語りたいとき、ゆったりしたいときに。都会からちょっと離れて、海と山に会いに。穏やかな波と山の木々、風を感じて。自分を取り戻しにくる、そんな場所になればいいな、と妄想しています。
- 逗子にて
2014. January 22